始まり月

先月の2017年7月、プライベートウォールが完成し、内うちにはお披露目も済ませた。


なにぶん 8畳間天井高 2.8mという制約があり、一般商用クライミングウォールとは比べ物にならない小さな規模だが、少人数グループが2時間程度楽しめるスペースにはなるかなと思う。
正確にはスラブ面のホールド付けが未着手で、両サイドの垂壁・薄かぶり面は板が張っていない。今月か来月の早いうちには取り付けたい。その完成を待って誰でも使えるような体制、パブリックウォールに移行していく予定。

近年の首都圏や人口密集地でのクライミングジムの乱立は皆さんの知るところで、折しも2020年東京オリンピックの種目に採用され人気に拍車がかかってる。プライベートウォール作成はその流れに乗った形だが、当人にそんな気は更々なく、ただ様々なタイミングが重なり、たまたまそれが今になっただけで、以前から実現したい夢だった。
とはいえ今のところ、掘り起こさなくても自然発生的にボコボコ生まれてくる需要は、ここのような田舎町ではまだないと思われるので、壁の活性化という大きな命題の為に、営利目的ではない営業的活動も同時進行でしていく。多くの方が深く関わってくれる壁になってもらいたい。

人が壁を育て、その壁でまた人は育つ。

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