【続報】いいづなリゾート 土砂流出

12月1日追記

一部記述内容に間違いがありました。この記事には私の思い込み、調査不足による誤った内容が含まれています。より正しくは『【続報】いいづなリゾート コース仮復旧』に記載しましたのでそちらをご覧ください。(追記ここまで)


先日の投稿(11/14付投稿『2017年11月 土砂崩れ』)で、先月2017年10月の台風の影響でいいづなリゾートスキー場のコース内に土砂災害が起きたとお伝えしましたが、その続報です。

今週11月21日(火)の夕方のSBC(信越放送)のニュースで報道機関としては初めて今回の事象を報じました。

  • 『いいづなリゾートスキー場に土砂流入・オープンまでに仮復旧へ』 | SBCニュース(12/8リンク切れ)

そのニュースによると、「土砂崩れが起こったのは台風21号の通過した先月の10月23日深夜から翌24日未明にかけて。長さ130m・幅10~30mの規模でコース内に土砂が流出。町に問い合わせたところ来月23日のオープンまでに仮復旧させ、シーズン終了後に本格的な工事を実施する」そうです。

補足というか、ある意味不確かな私の推測ですが、この長さ130mと言うのはあくまでもコース上に流出した土砂の規模のことで、最も深刻であろうと思われる上部のコースの崩落はこれに入っていないと思われます。また、これも推測ですが、この下部の土砂流出によって倒壊したナイター柱は2本で、もう一本はこの上部のコース崩落により倒壊したと考えられます。上部の崩落地点では地中に埋められていた水道管や電気線が露出・寸断されていて、上部の第4ペアリフトの電源や、人工降雪器の水源の確保も併せて心配されるところです。

どうして3週間以上経ったこの時期になって信越放送が報じたのか、なぜ他の報道機関が一切報じていないのかは謎ですが、このことが公になってよかったなと思います。私たちが思うほど社会は進化していないのかもしれませんが、それでも情報は既に隠蔽するものではなく公開・共有する時代へと移り変わっています。これで今まで沈黙を守っていた飯綱町とスキー場は、更にこのまま黙り続けるのか、またはこれから「実は…」と話し始めるのか。何れにせよ、既にシーズン券等の販売を始めてしまっている中、こういう情報の後出しは顧客に対しての背信行為ととられても仕方がなく、自分で自分の首を絞めることにならなければいいなと思います。

この土砂流出が自然災害として、土地所有者の国・借受側の町・運営を任された会社、三者のうち誰が修復する責を負うのか、素人には皆目見当がつきません。売却を約束している町が今回は費用を出すようですが、説明会まで開き一切の費用は出さないと言っていたのは当の町自身なので、そのプロセスもなんとなくふわっとするのではなくしっかり説明して、とにかく怪しい感じがしないようにしてほしいと思います。

今現在も復旧工事は日々進められているわけですが、ニュースでも言っていた通り、この工事はあくまでも今シーズンのオープンに向けた仮復旧工事で、抜本的な修復工事ではありません。通常の営業体制が取れるとの見込みで動いているのでしょうから、そこは信用するしかありません。二次災害の危険性の排除と共に、スキーヤー・スノーボーダーの安全を最優先に営業活動してほしいと思います。こんなことは私たちが考えることではなく、スキー場からしたら大きなお世話かも知れませんが、うざといとは思わず逆に不安にさせてしまっていると考えてもらえるとありがたいのですが。

まだ11月だというのに山沿いでは雪が比較的まとまって降り、気温も上がらず当初の予定よりオープンを早めるスキー場も出始めている中、未だ今シーズンのリフト券の価格すら提示できていないのは、この他にも色々事情があるのでしょうか。いいづなリゾートスキー場のことを考えると、いつの間にかモヤモヤしてしまいます。いっそもう行かない・関わらないと決めてしまえば楽になるのかなぁ…。

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